冠婚葬祭というのは、それなりにお金がかかるものばかりです。これはある意味では仕方ないです。多くの人が来ることになりますから、それなりに用意するものがあります。その中でも特に葬式は人によっては、相当な出費になることがあります。
葬式は香典、或いは不祝儀と呼ばれているものは参列者が出すことになっています。しかし、これで儀式の費用を補えるのか、というとそれは人次第です。結婚式のように数万円、という単位ではないからです。もちろん、極めて親しい人であれば、それなりの金額を入れます。
これはどんな冠婚葬祭でも同じことですが、親しい場合は祝儀、不祝儀はそれなりの額にします。それが礼儀になっていますから、忘れないことです。肝心の葬儀の料金ですが、まさにピンからキリまであります。なんといっても、お金をかけようと思えばいくらでもかけることができるのは確かであるからです。
しかし、だからこそ、削るところがある、ということにもなります。つまりは、様々なところを節約することができます。ちなみにお金をとにかくかけることが葬儀のマナー、作法である、という認識をしているところは今でもあります。ですが、料金は少しでも安くしたほうが良いと考えている人が増えています。
それが節約した葬式、節葬、ということになります。これは冠婚葬祭の中でも特にお金がかかることになる葬式を少しでも安くするために考えられたものです。葬儀の料金が安いですから、ややみすぼらしいこともあります。